[PR]
2025年07月28日 07:27
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
***
2009年10月03日 23:36
「きみは いつもひとりだね」
そんなことはないさ。父と母がいる。ぼくを一人前にしようといろんなことを教えてくれる爺様がいる。
ぼくを褒めてくれる大人たち。僕のことが嫌いで勝負を仕掛けてくる子たち。それから自慢じゃないけど、僕を好いてくれる子たちがいるよ。
「なまえは?」
え?
「きみたち にんげんには なまえってものが あるんだろう?きみに なまえがあるように そのひとたちにも なまえがあるんじゃないの?」
・・・・・・あるんだろうね。でも、僕はその人たち全員の名前を知らない。知りたくもない。
勝手に人のこと崇めて、勝手に人に期待して、勝手に人を妬んで、勝手に人に好意を持って、そんな自分勝手な奴らのことなんて、何にも知りたくないんだよ。
「・・・・・・」
質問は終わりかい?好きな場所だったけど、もうここには来ないことにするよ。じゃあね。
「ちょっと まって!」
・・・なに?噂どおり、僕の魂でも取って食おうっての?
「・・・かんにさわったのなら あやまるよ。でも またきてほしい。ここは きみがわるい といって ひとがちかづかないし だれかきたとしても ぼくをみると みんなこわがって にげてしまう」
・・・・・・。
「きみくらいだよ。ぼくをみても こわがらず はなしあいてに なってくれたのは」
そっか・・・・・・。キミも独りだったんだ。本当に、ずっと独りで、ここにいたんだね。
「・・・・・・また きてくれるかい?」
うん・・・来るよ。また明日来る。必ず来るから、キミの名前を教えてくれるかい?
僕の名前はマツバだよ。キミの名前は?
************************
周りの友人5人くらいが某マツバに嵌って、奴がオレの嫁三段活用の使用者ということ以外何がそんなにいいのか理解できなかったので、自分設定マツバを作って世間の波に乗ってやろうという俺得企画。
台詞だけだから大変読みにくい。
そんなことはないさ。父と母がいる。ぼくを一人前にしようといろんなことを教えてくれる爺様がいる。
ぼくを褒めてくれる大人たち。僕のことが嫌いで勝負を仕掛けてくる子たち。それから自慢じゃないけど、僕を好いてくれる子たちがいるよ。
「なまえは?」
え?
「きみたち にんげんには なまえってものが あるんだろう?きみに なまえがあるように そのひとたちにも なまえがあるんじゃないの?」
・・・・・・あるんだろうね。でも、僕はその人たち全員の名前を知らない。知りたくもない。
勝手に人のこと崇めて、勝手に人に期待して、勝手に人を妬んで、勝手に人に好意を持って、そんな自分勝手な奴らのことなんて、何にも知りたくないんだよ。
「・・・・・・」
質問は終わりかい?好きな場所だったけど、もうここには来ないことにするよ。じゃあね。
「ちょっと まって!」
・・・なに?噂どおり、僕の魂でも取って食おうっての?
「・・・かんにさわったのなら あやまるよ。でも またきてほしい。ここは きみがわるい といって ひとがちかづかないし だれかきたとしても ぼくをみると みんなこわがって にげてしまう」
・・・・・・。
「きみくらいだよ。ぼくをみても こわがらず はなしあいてに なってくれたのは」
そっか・・・・・・。キミも独りだったんだ。本当に、ずっと独りで、ここにいたんだね。
「・・・・・・また きてくれるかい?」
うん・・・来るよ。また明日来る。必ず来るから、キミの名前を教えてくれるかい?
僕の名前はマツバだよ。キミの名前は?
************************
周りの友人5人くらいが某マツバに嵌って、奴がオレの嫁三段活用の使用者ということ以外何がそんなにいいのか理解できなかったので、自分設定マツバを作って世間の波に乗ってやろうという俺得企画。
台詞だけだから大変読みにくい。
PR
***
2009年09月19日 01:20
そこは神様が納めるてんのくに。選ばれた人だけが行けるくに。
選ぶのは神様が。選ばれるのはこの星に住むすべての人間から。
滞在期間は、 「神様がその人物を必要とするあいだ」。
「やぁ、やっぱりまだキミはこっちにいたんだね」
重そうな手枷の鎖をジャラジャラと鳴らしながら、青年は笑顔で手を振った。その声に顔を上げたのは30~40くらいの年であろうと思われる男。彼は手枷だけではなく、足枷もつけている。
「君はひょっとして・・・・・・ア」「おっと!」
名前を言おうとして、それを青年に止められる。
「現世の名前で呼び合うのはご法度だろう?ま、自称神様に付けられた名前でキミに呼ばれるなんてまっぴらゴメンだけどね」
「はは。そういえば、そうだったな・・・。現世で知り合った友は皆、先に行ってしまったから・・・・・・」
そんな法律があったことも忘れてしまっていたよ。と、男は続けた。
眉間に皺をよせ、悲しみを押し殺すような、だがどこか諦めたようなその表情を見れば、この“くに”でどれだけの長い年月をたった独りで過ごしたのか想像させるには容易だった。
信じられるか・・・?これ、オリジナルを装った2次創作なんだぜ・・・?
もう、ほんと病院はやくこい・・・・・・・・。
選ぶのは神様が。選ばれるのはこの星に住むすべての人間から。
滞在期間は、 「神様がその人物を必要とするあいだ」。
「やぁ、やっぱりまだキミはこっちにいたんだね」
重そうな手枷の鎖をジャラジャラと鳴らしながら、青年は笑顔で手を振った。その声に顔を上げたのは30~40くらいの年であろうと思われる男。彼は手枷だけではなく、足枷もつけている。
「君はひょっとして・・・・・・ア」「おっと!」
名前を言おうとして、それを青年に止められる。
「現世の名前で呼び合うのはご法度だろう?ま、自称神様に付けられた名前でキミに呼ばれるなんてまっぴらゴメンだけどね」
「はは。そういえば、そうだったな・・・。現世で知り合った友は皆、先に行ってしまったから・・・・・・」
そんな法律があったことも忘れてしまっていたよ。と、男は続けた。
眉間に皺をよせ、悲しみを押し殺すような、だがどこか諦めたようなその表情を見れば、この“くに”でどれだけの長い年月をたった独りで過ごしたのか想像させるには容易だった。
信じられるか・・・?これ、オリジナルを装った2次創作なんだぜ・・・?
もう、ほんと病院はやくこい・・・・・・・・。