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2025年05月03日 04:49
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秘密結社(仮)2

2011年08月28日 05:22
「社長。大黒さんって天然たらしってやつですか?」
「どした?急に。」
「大黒さんて、モテますよね・・・・・・」
「やー、あんだけの物件ほっとく奴もいないだろ。顔もいいし頭もいいし細かいとこまで気が回るし。おまけに副社長とは名ばかりで実質この会社一人でぜーんぶ動かしてるし。性格に難有りだけどな」
「そう!!それですよ!!!特に誕生日や記念日でも無いのに手紙やプレゼントがいっぱい!日頃の感謝の気持ち的なのから本気のラブレターっぽいものまで!処理に困るっていうから『本命決めたらいいんじゃないですか?』って嫌味も込めて言ったんですよ!!そうしたら大黒さん、なんて言ったと思います!?」





「まー、あいつが恋愛に疎いのは半分オレのせいだしなあ・・・」
「社長の?」


――――――
眠い・・・。斎藤さんの名前は一(はじめ)にした。
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2011年08月13日 05:22
「口が悪い自覚はちゃんとありますよ。だからこうして表では敬語使って話しますし」

「私の視界の色、何色かわかります?真っ赤ですよ、真っ赤」
「負の感情っていう位だからもっとドロドロしたドブみたいな色かと思ったら、そうじゃないんですよねえ」
「でもいつも真っ赤な視界ってのも疲れます。だから頭痛にも悩まされるし」
「おじさんといる時だけです。綺麗な青空が見れるのは」

――――――
使いたい台詞ピックアップ。
口悪い女子って自分の中では考えられないなーって思った。みんな無難な感じになる。

秘密結社(仮)

2011年07月18日 05:15
「そーいや、新しく入ったっていう平凡君はどーよ?役に立ってんの?」
「ええ、簡単な事務処理やみんなのお茶を入れてくれたりしてますよ。普段のあなたより働き者です」
「はは、そりゃ結構。しかし一般人だっつーのに、自分からこんな会社入りたいとは変わりモンだなぁ」
「そういえばまだ会ってませんでしたよね。今度声かけておきますね」
「いや、俺から行こう。久しぶりに散歩したくなった」





「社長となに話してたの?」
「え?いや、社長が呼んでるから今日の午後でも社長室に顔を出せって・・・」
「ふーん・・・、社長に?」
「ええ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
「?」
「え、さっきの、あれが?場違いなほどラフな格好してた、あの人が?しゃちょう??」
「うん。そう」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!」





「ずいぶん彼が気に入ったみたいですねぇ、毎日ここに通わせて」
「ん?なんだ、ヤキモチか?」
「ええ、少し」
「はは!安心しろ。俺の一番のお気に入りはお前だよ。50年先は分かんねーけど」





「斉藤くんは大黒さんと仲いいねぇ」
「仲いいっていうか、俺が一般人だから気にかけてもらってるだけかと・・・」


――――――
あとで追加するかも。
斉藤くん→一般人。主人公。消えた能力者の友人を探してる。
大黒継美→表向き副社長。総司令官。社長のためにこの組織作った。実質この人が会社動かしてるような感じ。同期にはクロツグって呼ばれてる。能力者。
社長→社長兼ニート。見た目25くらいで実年齢80近く。人造能力者のプロトタイプ。

創作メモ

2010年06月06日 04:23
悪魔のもの探し
「なに勝手に商売しとんねん」
「お腹すいたんですよー」
「何もしとらんやろ!」

「探し物なんてこの人にかかればすぐに見つかっちゃうから!」
「おいコラ 待て」
「おんどれがやらんのかい」
「あっはっは、やだなぁ。僕が出来るのは人まででモノは出来ませんよ☆」
「誇らしげに言うな!」

「ほい、よう泣いとったからすぐ見つかったで」
「あ、ありがとう!」
「じゃあお嬢さん、仕事も無事完了したからお代をもらっていいかな?」
「あ、うん!」
「お前なんもしとらんやろ」
「仲介料ですよ」
「はい、おにいちゃん!」
「わー・・・い」
(飴玉・・・・)
「おにいちゃんにもあげる!ありがとう!!」
「!・・・おおきに」

「はー、子供にたかるのは失敗でしたねー」
「自覚は一応あったんやな」
「まぁ、甘いの好きなんでいいですけどね!」
「ワイは二度と付き合わんからな」
「えー なんでですか」
「ガキは混じりっけがない分、味がドギツくてしゃーない。あんなことくらいで喜びおって・・・胸焼けしそうやわ」

***

2009年11月25日 06:02
「また泣いてるのか?」

君は相変わらずの無表情でそう言った。

「別にいいでしょ!泣くことは自分をストレスで押しつぶさないようにする自己防衛本能なんだから」

そうだ。泣くことは悪いことじゃない。でも、自分でもなんで泣いているのか分からない。この場所が怖い?故郷が恋しい?どれも当てはまりそうで、どれも違う。

「お前の言葉は少し難しいが、つまり泣くことはいいことなのか?」

また変化のない顔で君は言った。私の横に腰掛け、どこか遠くを見ながら。

「君は、泣いたことないの?」

私が聞くと君はこちらを少し見て、またどこか遠くを見ながら答えた。

「あんまり・・・覚えてないな」