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2025年08月18日 01:16
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2009年10月13日 01:32
「おれはヒーローになりたいんだよ!」

小さいころから、お前はそればかりだった。きらきらと目を輝かせて、信じていればそれは必ず叶うものだとでもいうように。
ヒーローになるにはまず守る対象が必要だと教えてやると、
「そうなのか!じゃあ・・・まずあーさーをまもるよ!それからこのとちにすむひとやいきもの!それから、あーさーのとこにすんでるひとたちも!あと、えーと・・・」
そこで俺は彼の思考を止めに入る。きっと止めなかったら頭に浮かぶ全てのものを守ると言っただろう。
彼はまだ小さい。故に純粋。故に無知だ。
「あのな、アル。守る対象はそんなにたくさんなくたっていいんだぞ?自分以外の何かを、誰かを守れたら、誰だってヒーローになれるんだ」
「うーん・・・でも、おれはヒーローになりたいんだ!だからみーんなまもりたいんだ!」
この小さい体のどこを見たらそんな自信に満ちた言葉が出るのか・・・。しかし、これ以上言ってもきっと理解出来ないし、したくもないだろう。なにより子供の夢を摘んでしまうようなことを言うのは、あまりにも無粋極まりない。
「そっか・・・。アルは優しいし、力もあるからな。きっとなれるよ、ヒーローに!」
「ああ、あたりまえだぞ!」
頭を撫でてやると、お前は笑いながらそう言った。目は閉じられているが、きっといつものようにきらきらと光っているんだろう。そしてそんな顔を見ていると、本当にお前ならなれるかもしれないと思ってしまう。神様みたいに、この世界全てを救えるヒーローに―――。



なれるかも、と。



「俺は ヒーローになりたいんだよ」
きらきらと輝いていたお前の目は、いつの間にか暗く淀んでいた。





あの時の輝きは いつ消えた?
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2009年10月11日 00:21
変わり者だと自覚する自分。変わり者だと気付かない君。

「もっとうまい生き方を教えてやろうか」

上から目線で手を伸ばす。普通なら振り払われるであろう、自分の手を

「本当か!?優しいんだな、お前!」

迷いなく掴む君はやはり変わり者。

やっぱり

2009年10月05日 01:53
私、ほんとグレンラガンが好きです。なんかもう人生の一部だね。ワンピとツートップの私を支える柱です。



久しぶりに「雑記」カテゴリで書くなー。自分だけが楽しいネタはポンポン書いてんだけどね。
日記のような日々の愚痴やら叫びやらは全部ついったーさんに任せてるんでね。ほんとあれチャット感覚で楽。一人チャット万歳です。


私もそろそろ遊んでばかりいられない年頃になってまいりましたよ。
私の周りはみんな真面目っ子ばっかりで私の「なんとかなるべ」的な思考では話についていけません。つーか、恥ずかしすぎてここにすら書けない事実を知ったんですが、私は本気でもう少し社会と交流すべきだと思った。
小学生よりも酷い情報量だよ!引きこもりより性質悪いんじゃねぇのって自分で思った。
人間好きなことばかりに目を向けてちゃ駄目ですよね・・・。某尊敬する絵師さんが言ってました。

アニメ見なくなったから合間のニュースも同時に見なくなったんですよねー。ホントグレラガ終わってからアニメ見てないです。ワンピは見たいけど朝起きれん・・・。昔のアニメは見まくってますがねー。
最近自分から見ようとして見た番組は天気予報でしたね!だめだこりゃー。

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2009年10月04日 03:29
下の記事が思いのほか恥ずかしくなってきたのでクッション的な。








































オレ設定マツバ
・人間不信
・友達はゴース、ゴースト、ゲンガー
・中二病の塊

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2009年10月03日 23:36
「きみは いつもひとりだね」

そんなことはないさ。父と母がいる。ぼくを一人前にしようといろんなことを教えてくれる爺様がいる。
ぼくを褒めてくれる大人たち。僕のことが嫌いで勝負を仕掛けてくる子たち。それから自慢じゃないけど、僕を好いてくれる子たちがいるよ。

「なまえは?」

え?

「きみたち にんげんには なまえってものが あるんだろう?きみに なまえがあるように そのひとたちにも なまえがあるんじゃないの?」

・・・・・・あるんだろうね。でも、僕はその人たち全員の名前を知らない。知りたくもない。
勝手に人のこと崇めて、勝手に人に期待して、勝手に人を妬んで、勝手に人に好意を持って、そんな自分勝手な奴らのことなんて、何にも知りたくないんだよ。

「・・・・・・」

質問は終わりかい?好きな場所だったけど、もうここには来ないことにするよ。じゃあね。

「ちょっと まって!」

・・・なに?噂どおり、僕の魂でも取って食おうっての?

「・・・かんにさわったのなら あやまるよ。でも またきてほしい。ここは きみがわるい といって ひとがちかづかないし だれかきたとしても ぼくをみると みんなこわがって にげてしまう」

・・・・・・。

「きみくらいだよ。ぼくをみても こわがらず はなしあいてに なってくれたのは」

そっか・・・・・・。キミも独りだったんだ。本当に、ずっと独りで、ここにいたんだね。

「・・・・・・また きてくれるかい?」

うん・・・来るよ。また明日来る。必ず来るから、キミの名前を教えてくれるかい?
僕の名前はマツバだよ。キミの名前は?









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周りの友人5人くらいが某マツバに嵌って、奴がオレの嫁三段活用の使用者ということ以外何がそんなにいいのか理解できなかったので、自分設定マツバを作って世間の波に乗ってやろうという俺得企画。
台詞だけだから大変読みにくい。